親鸞伝絵が本山より下附されました。
本山錦織寺に伝わる親鸞聖人の生涯を描いた伝絵が2幅、当寺に下附されました。
関東より京に戻られる道中、また本山ご滞在のエピソードを描いたものです
上巻 下巻
各場面
下段より上へと物語りは進みます
1. 承安の法難 法然上人、門下、親鸞聖人の流罪
2. 関東稲田における布教
3. 霞ヶ浦湖底より阿弥陀如来を引き上げる
4. 京へ戻る途中、増水した安倍川を、阿弥陀如来の助けで渡河
5. 焼き栗の奇跡で、無法者が入信
6. 夢にての毘沙門天が聖人を錦織寺へ導き、ご滞在、 近郊での田植え歌の教え
7. 錦織寺での布教と、教行信証のご執筆 嘉禎2年正月-3年4月
8. 教行信書の完成とそれを記念した自画像を描かれた。
夜半に音楽に目覚めると、天女が蓮の糸にて織物をしている 暦仁元年7月6日のこと
9. 天女の織物を四条天皇に献上、 そのお返しに「天神護法錦織之寺」の勅額を頂く 暦仁元年初秋
10. 錦織寺の全景